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鈴鹿8耐:HONDAの偉業>

真夏の祭真夏の祭典 『鈴鹿8時間耐久ロードレース』
年に1度、国内外の1流ライダーが鈴鹿に集結。 ワークスはメーカーの威信を賭け、またプライベータは夢を求めて灼熱の8時間に挑みます。
その8耐で『10連覇』という離れ技を成し遂げたHONDA。
97年-99年:RVF(V型4気筒)、00年-03年:VTR(V型2気筒)、04年-06年:CBR(並列4気筒)と、3種類の異なるエンジンに挑戦しかつ勝ち続ける・・・。  正に『HONADA DNA』を具現化したその偉業を記念し、ドキュメントタッチの特集を作成しました。

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開幕! ■タイトル : 開幕! 熱い夏の一日 ■タイトル : 熱い夏の一日
■撮影日 : 2006年7月25日 ■撮影日 : 2006年7月29日

1997年から2005年まで延々と9連覇を達成しているHONDAは今年も優勝候補。
27日に開幕し、30日の決勝でフィナーレを迎える世紀のビッグイベントが真夏の鈴鹿で開幕します。

明日は決勝。 優勝候補筆頭は前年の覇者7HONDAなれど、高橋裕紀選手が事前テストで骨折&欠場。 ヨシムラやヤマハの戦闘力、HONDAプライベータF.C.C.の速さも話題。 風雲急を告げる決勝戦、いざ!

vs YZF-R1 ■タイトル : vs YZF-R1 vs ZX-10R ■タイトル : vs ZX-10R
■撮影日 : 2006年8月6日 ■撮影日 : 2006年8月8日

9連覇が始まる前年、1996年の覇者はGPライダー:C.エドワーズ&芳賀紀行組のヤマハ。その優勝ペアで10連覇阻止を狙います。しかし決勝はわずか1周目:後続車に追突された事が影響し無念のリタイア。

その昔、『耐久レース』といえばカワサキのお家芸でした。近年は芳しい成績を残せずにいますが今年も鈴鹿にライムグリーンが戻ってきました。 その鮮やかなカラーリングは灼熱の舞台にとても似合います。

vs CBR1000RR ■タイトル : vs CBR1000RR vs GSX-R1000 ■タイトル : vs GSX-R1000
■撮影日 : 2006年8月11日 ■撮影日 : 2006年8月17日

日本を代表するプライベータ:モリワキ。
かつて若き日のW.ガードナーを発掘した名チューナーは将来が嘱望されるL.キャミアを抜擢。 同じCBRを使い「RR」vs「RRW」の同門バトルを繰り広げます。

毎年優勝候補に挙げられるヨシムラ。プライベータなれども実質的『スズキワークス』として王者HONDAに挑み続けます。
決勝では優勝マシンと同ラップでゴールし3位表彰台を獲得しました。

耐久世界チャンピオン ■タイトル : 耐久世界チャンピオン 逆転優勝 ■タイトル : 逆転優勝 (番外編)
■撮影日 : 2006年8月18日 ■撮影日 : 2006年8月26日

昨年の耐久世界チャンピオン:北川圭一選手。堂々と『ゼッケン1』を付けての参戦です。 今年でレースの世界から引退する彼にとって国内レースはこれがラストとあり、観客席から多くの声援が送られました。

今や伝説となった85年の8耐。世界チャンプ:K.ロバーツ&日本チャンプ:平忠彦組のヤマハ。片や注目の若手:W.ガードナー擁するホンダ。 その衝撃の結末は・・・。

ファーステストラップ ■タイトル : ファーステストラップ 西の空に陽がおちて・・・。 ■タイトル : 西の空に陽がおちて・・・。
■撮影日 : 2006年7月30日 ■撮影日 : 2006年8月27日

フロントに『異常振動』を抱えペースが上がらない7HONDA。 優勝はおろか、着実に3位を走行するヨシムラにも先行を許してしまいます。 それでも全体のバランスが良くなってきた終盤:170周目に2'09.818のファーステストラップを記録。1発勝負の予選ポールタイムと1.3秒しか違わない驚異の追い上げに、王者の『執念』を見ました。

チェッカーは午後7時30分。
体を焦がす灼熱の太陽が西の空におちていく時刻ともなると、もはやライバルは自分自身・・・。 ただ黙々とゴールを目指し『自身との孤独な戦い』を続けます。
あと少し。 皆、無事で・・・。
そんな想い、緊張と哀愁のひと時を巨大な観覧車が見守ります。

栄光のゴール ■タイトル : 栄光のゴール 総集編 ■タイトル : 総集編
■撮影日 : 2006年9月2日 ■撮影日 : 2006年9月4日

そして栄光のゴール・・・。
7HONDAの2台は4&5位と不本意な成績となりましたが、プライベータF.C.C.が優勝、2位にもプライベートHONDAが入り1-2フィニッシュ。 見事に10連覇を達成しました。

様々なドラマを見せてくれた06年の鈴鹿8耐。その軌跡を総集編にまとめました。
1997-2005、そして2006年・・・。
2度と出来ないであろう『10連覇』という偉業を成し遂げたHONDAに心から拍手。


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